みなさん、今晩和☆
最上町 地域おこし協力隊 開けてびっくり玉手箱のタマテでーす。
ボクの担当曜日は月曜なのですが、2回連続でイレギュラーな投稿になってしまったダメなやつです。
みなさんは両手に仕事を てんこ盛りに抱えて、身動きが取れない状態なときは、
どういった対処をしますか?
「重要だけど、緊急ではないもの」
仕事も、人生も最優先に対処していかなければならないモノゴトです。
では、最上町の“地域起こし”を考えたときに、これに当る“モノゴト”って、なんでしょう?
もちろん、個人の価値観は違いますよね。
でも、地域社会で生きる住民が共有しなければならない課題や問題って、
どこかで必ず繋がっているんです。
先日、注文していた本が手元に届きました。
(最上に移住してきて1番のストレスは本屋とブックオフがないこと)
「社会的な課題の解決と同時に、新たな価値を創出する画期的な仕組みをつくること」を、
グリーンズは「ソーシャルデザイン」と呼んでいます。
マイナスをゼロにするだけではなく、さらにプラスにしていく発想。
この本は、そんな「ソーシャルデザイン思考」で、 日本の未来を もっと素敵にするためのヒント集であり、具体的なツールキットです。
Q1 日本の未来は もっと素敵だと思いますか?
□はい □いいえ
Q2 あなたにとって、「日本」とはなんですか?
※日本をソーシャルデザインする グリーンズ編より
この本を 読んでると“わくわく”“どきどき”してきます。
『ほしい未来は、自分たちでつくる。』と表紙には示してあるんです。
先日、座談の酒飲みの席で、じっくりと地域住民の話を伺う機会がありました。
「どうして、最上町のような田舎にきた?」
そんな質問から会話が始まります。
地域社会に希望をもった上での、目標を語ってみます。
(会話を簡潔に要約)
1人目=いまのまんまでいいと思っている住民のひとりで、
正直、そっとしておいてほしい。
2人目=兼業農家で仕事もいっぱい いっぱいやっているが、
生活は もっといっぱいいっぱいで、自分の生活以外に携わる余裕がない。
3人目=自分がずっとやってきたやり方で生活してきた。
うん。 そこに住まう住民の真摯な意見は、大切にしていかなきゃならないです。
でも、こんな発言ばかりを浴びせられると 「本気で協力隊を必要としているのか?」という疑念に包まれてしまいます。
「いまのまんでいいが答えだとして、子どもや孫の社会は安心・安全かっ!!」
「現状維持がベストなんじゃない。ほしい未来は自分でつくらなくっちゃ!
“余裕がない”は言い訳で、ヤル気があれば、創れるもんだ。
やれないんじゃなく、やらないんじゃん。」
「世の中は原因と結果。おんなじやり方を未来に続けていって、変わらないでいられるのかな・・・。社会構造が変化しているのに気付かないフリをしているだけじゃん。」
なーんて、心の声は言霊にできるハズもなく、ニコニコとsmileで傾聴してました。
そして、よく言っていただけることが、
「最初から飛ばしすぎるな。3年あるんだから。」
そんな助言。
最上町を活動フィールドに選んだ理由のひとつに、
“先輩の協力隊が3年間の活動を実践してきたこと”があります。
協力隊を活用した上での、地域・行政・協力隊のビジョンとミッションが明確になっており、
活動への移行がスムーズだと予想して赴任しましたけど・・・
道のりは険しそうだなー。
3年間という時間は決して長い期間ではないんです。
上記のQ(問い)を日本から「最上」に変えて思考してみます。
Q1、最上町の未来はもっと素敵だと思いますか?
→ もちろん! ハイ!!
理由:「思考は具現化する」を、活動成果にしていくから。
Q2、あなたにとって、『日本(最上町)』とはなんですか?
→ ボクの人生における希望をつくる場所。 夢を叶え、楽しい人生を仲間と生きる場所。
日本(最上町)の未来と自分自身の隙間を埋めていく活動を、
真面目に丁寧に コツコツを積み上げていこう。
この本に記してあること。
日本はいま、確実に変わりつつあるのです。
「他人ごと」から「自分ごと」へ。
「独占」から「共有」へ。
「お金」から「いのち」へ。
そして、「変える」から「つくる」へ。
現在進行形のソーシャルデザインの旅を、よかったらご一緒しませんか?
この本が、あなたへの招待状です。
(●^o^●) おっし、凹んでらんないぞっ!!
ボクが招待状となり、協働してもらえる仲間が誕生していく活動を意識して明朝からまた元気に活動していきます。
外は雨。
最上は青空の晴れの日が少ないな。
Happy smile mission♪ IKU→