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最上町で“アスパラガス”が特産品になった理由

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どーも、やねだん故郷創世塾の後遺症で腰が ものすごく痛いタマテです。

 

とんでもないチャンスが到来しても、使えないな こりゃ・・・

 

温泉の町でもある最上。

こりゃ、温泉にゆっくりと浸かってくたびれた身体をメンテナンスしなきゃです。

 

最上には混浴温泉もあるんですよ~(●^o^●)♪

 

「ちょっとのときだけ、女を思い出しわいわ~」なんて、

考えている年輩女性の方、ご一緒しませんか?

 

愛情込めて、御背中洗わせていただきますよ~♥ てへ。

 

担当の月曜日は代休予定なので、ブログアップしちゃいます。

 

 

 

 

(アスパラが最上町の特産品になった理由)

 

最上町の代表的な特産品の“アスパラガス”。

年間出荷額は 3億円を超しています。

 

では、なぜ 最上でアスパラなんでしょうか?

ものごとのプロセスをしることは、その先にある未来創造への付加価値に展開します。

 

ビズネスの神様は“付加価値”が大好きです。

 

1:(アスパラのワケ)

最上町は夏期冷涼な中山間地域で、やませの影響を受けやすく、

何度も冷害に見舞われ、農作物が被害を受けてきました。

 

そこで、農業経営の安定のために稲作依存農業からの脱却を目指し、

園芸品目への転換を勧めてきました。

 

簡単に表現すると、米ばっかりの農業収入に頼ってた農家は、

冷害のたびに生活が脅かされ、米以外の収入源が必要不可欠だったんですね。

 

最上町の気候はアスパラを栽培するのに適した気候だったんですね~。

 

最上町のグリーンアスパラの夏でも青々と緑色が濃い。市場受けがイイんです。

 

アスパラ1

 

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2:(耕畜連携による環境保全型の実践)

 最上町は畜産業も盛んに行われており、家畜堆肥に引き取り先に苦慮していました。

また、アスパラ栽培では、土づくりに重点を置き大量の堆肥を利用するものの、

個別対応では多くの労力を必要とするものではありませんでした。

 

 そこで、畜産農家への働きかけにより堆肥散布組合(コントラクター)が設立され、

堆肥散布の委託により、生産組合(耕種農家)の負担を軽減することができました。

 

堆肥散布機

 

アスパラの生産拡大は堆肥の受皿確保にもつながり、堆肥を活用した施堆体系を実践することで、耕畜連携がより強力なものになっていきました。

 

⇒1反歩=30t、10センチの堆肥を与える

⇒アスパラガス生産組合員は、エコファーマーの資格を取得

 

べご(牛飼い)農家もたくさ~んいて、その糞の処分にも困っていた。

アスパラ栽培は畑にいっぱい堆肥を与えるから、循環型の仕組みができあがり、

一石二鳥のプロジェクトになった。

 

1反歩に30tの堆肥を入れるなんてのは、すんごい大変な作業。

それが、畜産農家と畑農家が共創して新しい仕組みを構築しただなんて素敵です。

 

 

 

 

アスパラ8

 

「ボク、栄養いっぱ~い食べて、大きく 美味しくなるんだよ~♪」

 

 

3:地産地消の推進

生産販売額1億円突破を記念して、最上町すべての小学校給食に、食材としてアスパラを

提供しました。最上町産アスパラの味を通じ、地元農産物の消費拡大に努めています。

 

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「アスパーとパラミ、小学校に出向!! アスパラの美味しさを伝えてきたよ~♪」

 

4: ハンス用のパイプを耐久性に優れたアーチ型に改良し、茎葉を誘引するのに省力技術として定着している。また、マルチと点滴チューブを利用した効率的な灌水法を導入することで生産性が向上しています。

 

 

 アスパラ2

 

 

5:今後、更なる地産拡大を図るために、まずは栽培農家の育成や担い手の確保、

魅力ある農業経営を目指し、冬季間の促成栽培との組み合わせによる周年農業の確立が望まれます!!

 

アスパラ4アスパラ3アスパラ13アスパラ7

 

 

アスパラガス生産を中心として他産業との連携により、

加工品販売を推進し、町全体でブランド化構想を図っていく必要があります。

 

その プロジェクトの一環が ゆるキャラだったりするので、

物語と今後の展開を意識して取り組んでいきまーす!!

 

 

「自分たちの能力を生きるために必要なものと交換して、

どれくらい豊かに暮らせるのか」

 

全国を観ると、「イベントの入場料は野菜」という、

「ギブ・ミー・ベジタブル」という仕組みを始めている場があります。

 

野菜を持ってきてくれたら、それを即興で料理を作るというだけなのですが、面白いそうです。

 

「お金が対価じゃない経済もあるのではないか?」いうコンセプトから思いついたプリジェクトだそうです。

 

料理人は「そこに新鮮なアスパラがあるから」という理由で料理をして、純粋に楽しい。

 

イベントを演出しているのは音楽家で、ギャラは野菜。

だけど、みんな笑っているから、ここで歌いたいってことになる。

 

そこには不思議な楽しさがあったそうです。

 

コミュニティづくりにおいて食が果たす役割は大きいです。

やっぱり ごはんを食べながら話すと、

知らない人同士でも仲良くなります。

“ひと”としてつながれる感じがしますよね。

 

最上産の野菜でイベント開催できるような楽しい雰囲気。

考えていることを普段からシェアできる仲間がいると素敵。

 

人に話すだけでもアイデアは深まります。

自分だけのアイデアと閉じ込めずに外に開いて、

人との縁に委ねていくと、協力してくれる人を紹介してもらえたりして、想像以上に広がっていきます。

 

(●^o^●)おっし♪

 

Happy smile mission♪ IKU→