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伝承野菜ってなぁに?

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みなさん、今日和♪

最上町 地域おこし協力隊 開けてビックリ!! 玉手箱のタマテです。

 

最上は雨模様の日々が多くて、洗濯物が部屋干しになるのですが、

半渇きの洗濯物の臭いが嫌いなんです。

 

せっかくステキな香りの柔軟剤を使用しても、台無し。

加齢臭も気になるお年頃です。

 

みなさんは“伝承野菜”って聞いたことがありますか?

 

昔はよく目にし、耳にし、口にして生活に密着していた野菜でした。

古くから自家採種により、栽培されている伝統野菜(在来作物)。

 

最上地域にも長く厳しい冬に備え、知恵をこしらえて先人が育んできた野菜と食文化があります。

 

しかし、高度経済成長期以降、誰にでも「作りやすい」「扱いやすい」野菜、

好まれる」味、つまりはファーストフード化が野菜にも求められました。

 

(結果)

これらの特徴のある野菜の中には、時代に対応できず、

種が絶滅してしまったり、また その危機に瀕してしいるものもあります。

 

その一方で「食の安全」「健康志向」、

味に対する「珍しさ」「懐かしさ」を求める声の高まりから、

地産地消」「スローフード」という言葉があちこちで聞かれるようになってきました。

 

それとともに地域に根ざした昔ながらの食材と食文化を見直す動きが高まってきています。

 

では、なにを定義として“伝承野菜”とされるのでしょうか?

 

[定義]

① 最上地域特有で概ね昭和20年以前から存在していた野菜・豆類など

② 現在も最上地域で栽培され、自家採種しているもの

→(最上伝承野菜推進協議会)

 

 

 伝承野菜は、栽培地域や生産量が限られていることもあり、

その存在を知らなかったり、

あることを知っていても食べ方を知らないという人が多いんです。

 

料理で使い、消費者(お客さま)に提供する際に伝えることで、

伝承野菜があることを知っていただく地道が作業が大切です。

 

 

現在、最上町の特産品として認定されいる伝承野菜のひとつが“赤にんにく”です。

 

赤にんにく

 

時代は常に変化し、時折 廻ったりもします。

昨今、農業のあり方を問い、人生と農をリンクさせてみる人が増えてきています。

 

しかし、

① 農業をビジネスにするためには?
② 農業だけで生活できるようになるのか。

③ ネットワークをつくるには?

④ 日本の農業の未来は?

 

などなど、農業に関する閉塞感と生業とするまでのプロセスは簡単ではありません。

 

そんな地域社会の現状を変えるべく奮闘する農家の一人が

赤にんにくを栽培し、加工、販売まで手掛けるTさんです。

 

http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&frm=1&source=web&cd=2&cad=rja&ved=0CDMQFjAB&url=http%3A%2F%2Fwww7b.biglobe.ne.jp%2F~yamagata_akakura%2F&ei=nKDoUazOLMPHkwXn6IC4CQ&usg=AFQjCNFbIf4LyBBciWWtBOnqYBA8xsa8kA&sig2=V1p5JEgxvtWRAo6HXexL1A&bvm=bv.49478099,d.dGI

 

 

仕事に大きいも小さいもないんせすよね。
 
すべての仕事は世界と未来につながっています。
 
伝承野菜の“赤にんにく”。
 
貴重な資源だけど、
では、なぜ赤にんにくってなんなのか? なぜ、貴重なのか。
 
 
最上の地で先進的な活動を実行している
農家さんの作業を手伝わえていただきながら、学びを得てきました。
 
 
「知る」こと、「現場の声」を大切にして活動しています。
 
 
当日、地元の小学生が収穫体験に訪れていました。

 

 

 

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単調な繰り返しの作業を永遠と行います。

 

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憧れの畑での“いっぷく”(●^o^●)❤

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農業というと、作物を栽培して収穫するという生産のことばかり考えてしまいがちです。

でも、農業も商品を売らなくてはビジネスにはなちません。

 

生産から販売するまでのプランが必要です。

 

①「系統出荷」といって、たとえば農協の会員になって農協を通して出荷する方法

 

②もうひとつは「直販」です。

取引先としては、

(1)道の駅 (2)宅配ルートをつくる (3)スーパーやレストランなどです。

 

赤にんにく農家のTさんは、①栽培 ②加工 ③販売まで実施している方です。

話を伺っていて、その熱い情熱には関心するばかりでした。

 

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「最上町先進事業部会」という部会を有志者で立ち上げ、

より良い商品を提供するために品質管理を徹底して実行しています。

 

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この施設は赤にんにくを除湿・乾燥する施設です。

 

・自分の仕事が世の中とどうつながっているのか、繋げていきたいのか

・今やっている仕事で、社会や未来が変わっていくって

 信念を持って大切に生きていかなきゃと強く感じる機会になりました。

 

 

すごい人をみて「才能だな」って言う人は、あきらめている。

「努力だな」という人は、挑戦している。

 

Tさんは、すごい人です。

見習いたい部分がたくさんありました。

 

農業を担うメインプレイヤーたちの平均年齢は70歳近いんです。

日本の食を真剣に考えているなら、必然的に世代交代が起きるわけです。

 

 

時代の転換期。

あらゆる立場の人たちを巻き込み、

みんなが幸せになれる方法をいっしょに考えていきます。

 

 

 わいんぱーりー

 

商店街のイベントでワインパーティーが開催されました。

ボクもいちスタッフとしてお手伝い。

 

商店街の方々が集まると、なんでもできちゃうじゃないかと思います。

個人個人のストロングポイントと資源を集結させ、

各々が適材適所で活躍していました。

 

そんな場で素敵な方々と交流しモノゴトを起こした協力をできたこと、誇りに思います。

(なんもしてないし、楽しく酔っ払っていただけど)

 

大きな学びになりました。

 

“ひとりで気張らない。
ひとりでできないことは、みんなで協働してやる”

やねだん塾長の言葉がリマインドされました。

 

信頼と期待と創造を寄せてもらえるように活動していきます。

 

素敵な方々と共に行動し、より素敵な最上町の未来創造していけるように。

 

 

Happy smile mission♪ IKU→☆