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山形の未来をデザインしよう

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みなさん、今日和♪

最上町 地域おこし協力隊 開けてビックリ! 玉手箱のタマテです。

 

今回のブログも長文です。

本を書くこともボクの夢のひとつです。

(目次)

①山崎亮氏の講演会

②最上清流 まこもの会

③最上中 バスケ部 北ブロック大会 の 三部構成となっています。

 

興味関心のある項目だけでも読んでいただけたらHappyです。

 

①10月17日(木) コミュニティ・デザイナー 山崎亮氏の講演会

 

山形の未来をデザインしよう 新しい地域づくりのカタチを考える

「ふるさとを元気にする方法 ~人がつながるしくみをつくる~」

 

いやぁ・・・\(◎o◎)/!

 

すごかったです。感動でした。

人を引き込むとか、わくわくさせるとか、

未来に対する希望とやる気を起こさせてもらえる時間でした。

 

「山形の未来をデザインしよう 新しい地域づくりのカタチを考える」

 

そんなお題も大げさではなく、大いに実現可能なんだって実感できました。

 

講演最後に質問タイムが設けられ、ボクの質問を受け入れてもらえる機会を得ました。

 

質問の内容は
「本日の事例発表で出された事例は、“楽しむこと”がキーワードになっていると感じました。

人の行動を起こさせる、気づきときっかけ、
また その行動を楽しんで行ってもらうためのコツや秘訣ってありますか?」

って内容の質問をさせていただきました。(一言一句同じではありません)。

 

山崎氏は、即座に「三つに輪」の絵をパワポで映し出してくれました。

尊敬です。ほんて、素敵だなって感じました。

その柔軟で迅速な対応にです。

 

この「三つの輪」はターンズでインプットしていましたが、
実際に講演で本人からの話を聴けた上での説明は格別です。

 

記憶に残るレベルが違いました。

 

内容はこんな感じです。

 

「私がやりたいこと」「私ができること」「地域が求めていること」をそれぞれ紙に描き出す。

 

3万人以下の都市では、「私がやりたいこと」「私ができること」を優先させプランを企画してまっては、失敗することが大半。それだと地域で浮いてしまい、単なる自分の“趣味”で終ってしまうこと。

 

「地域が求めていること」で「私ができること」をやれば、それは 労働になる。

有益かもしれないが、あまり楽しくないから続かない。

 

「私がやりたいこと」と「地域が求めていること」が重なれば、
自分も地域の人も盛り上がるが、夢で終わるケースが多い。

 

まちづくりは趣味ではないし、労働でもない。
夢で終わってもいけない。

 

三つの輪が重なった真ん中の部分こそが、
“まちづくり”の企画になる。

 

(●^o^●)♪

 

協力隊の役目、仕事、働き方って、まさにそれだと思うんです。

 

『まちづくりは趣味ではないし、労働でもない。夢で終わってもいけない。』

 

①私がやりたいこと
②地域が求めていること
③私ができること

 

すぐに、もう一度書き出してみました。

 

山崎亮 3つの輪

 

“地域が求めていること”。

 

ボクはまだまだフィールドワークが足りないことに気づきました。

地域が求めていることの生の声を聴き出すことが圧倒的にできていませんでした。

 

行動をおこさなければなりません。

 

 

内容はガラリと変わります。

 

②最上清流 まこもの会

みなさんは地方・田舎の田畑が作付栽培管理ができるずに、耕作放棄され荒れている話を聞いたことがありますか?

 

最上町の各集落でも放棄され、荒廃している田畑が問題のひとつとなっています。

 

それを解決するするための策を実行している方が上鵜杉にいらっしゃいます。

 

「最上 清流 まこもの会」 代表:大場伝七郎さんです。

HPです。手づくり感がたっぷりで その事業への心意気が感じとれます。

 

http://www.google.com/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&frm=1&source=web&cd=1&cad=rja&ved=0CCsQFjAA&url=http%3A%2F%2Forganic-mogami.jp%2F&ei=yIZkUvS1L4SVkwXRpYGwAw&usg=AFQjCNEBuKZ3Bu4sinz1c4aZstGPJswPwg&sig2=4W8Lko17zxTIwyF0hKKlfw&bvm=bv.54934254,d.dGI

 

週1で産直に足を運ぶようにしています。
 
おもしろいモノ、 ステキな取り組みを実行していそうな方の発見と掘り起し作業の一環です。
アポイントを取り、取材させていただき“思い”を聴ききます。
 
第三者からの言葉は全部意見だと思っているので、
やっぱり当事者から直接話を聴くことは必要で大事のことだと確信しています。
 
 
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こんなにも美しい気色。
しかし、放棄された田んぼは様々な問題を引き起こしてしまします。
 
その放棄地の問題と解決すると同時に、まだまだ元気な高齢者に活躍してもらう場を提供し、雇用も創出していること。素晴らしいですよね。
 
なぜ、「マコモダケ」を選択したのか、理由をお伺いしたところ、奥様が“便秘”だったとのこと。身近な“自分ごと”を、社会課題と結びつけるとで、大きな力にもなるんですね。
 
開始当時は栽培方法が確立されているワケではなく、
その栽培過程は過酷を極めたようです。
 
しかし、地域の未来を大切に思い、行動を継続し、
販売販路も拡大し、お茶の加工も実践しています。
 
大場さんは電子会社も経営されていて、中高生が職場体験する度に言うそうです。
 
「じいさん、父さんがつくり上げた田舎の企業は、もう骨がボロボロだ。
いつ崩れてもおかしくない。そんな企業に人生を預ける覚悟はあるのか?
 
新しい仕事と社会を自分たちで創る気概を持て」と。
 
口だけではなく、ほしい未来をつくるための行動をおこしているんです。
「大場電子 農産部」を設立して。
 
また、最上町の未来をステキにする活動をされている素敵な人財と出会うことができました。
 
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まず、協力隊として ボクがすぐにできることは、
 
「生産者の顔が見え、思いを伝える」サポートを実施し、
商品を購入するだけでなく“ストーリー”も一緒に付加価値として、
購入していただくためのサポートです。
 
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POPを作成して、提示してもらいました。
 
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 足を運んで楽しみと感動が付加価値でついてくる場。
個人的には素敵だなって思ってます。
 

そんな楽しい場をつくっていく支援を継続的に行っていきます。

 
 
③最上中学校バスケ部 新人戦北ブロック大会
 
最上町の町長はことあるごとに「地域づくりは“文化向上”だ」と公言します。
 
では、“文化向上”とは、どういった意味と行動を示すのでしょうか?
 
ボクは部活動から、人生をより素敵に生きる術を学ぶ経験をたくさん、たくさんいただきました。その当時は理解できなかったモノゴトも、年齢を重ねたからこそ理解できることって、誰にでもたくさんあると思うんです。
 
その思いや経験を押し付けやティーチングではなく、コーチングで気づいてもらえる指導を実践したくて、バスケ部 外部コーチとして、スポーツ文化の一環でもある部活動の夜錬に携わりを与えていただくように環境整備を行ってきました。
 
ボクなりの“文化向上”にプライベートで行動を起こしています。
 
 
(ライフステージに応じたスポーツ機会の創出)
 
国民の誰もが、それぞれの体力や年齢、技術、興味・目的に応じて、いつでも、どこでも、
 いつまでもスポーツに親しむことができる生涯スポーツ社会を実現する
 
つまり、例を挙げると・・・
 
全国を目指したい子どもがいるのに、顧問が素人で目標を実現させることは困難な環境を改善するためには、どうしたらいいのだろうか?って感じになります。
 
 
・総合型地域スポーツクラブを中心としたスポーツ環境整備
( トップアスリートを活用した魅力あるサービスの提供、「新しい公共」を
担うコミュニティスポーツクラブの推進等)
・地域スポーツを担う人材の養成・活用の充実
・身近なスポーツ活動の場の確保
(地域スポーツ施設の整備、学校体育施設の有効活用推進、グラウンド芝生化 等)
・子どもの体力向上に向けたスポーツ機会の充実
・学校における体育・運動部活動の充実
外部指導者の充実、デジタル教材の作成配布、中学生・高校生のスポーツ機会の充実 等)
・安心してスポーツ活動を行うための環境整備
 
などというワケになってくるのです。
 
地域社会全体スポーツを支える基盤の整備をやろうぜ!!ってことです。
 
 ・「新しい公共」を担うコミュニティスポーツクラブの推進
・地域スポーツ活動支援のための環境整備等
・「スポーツ・プロモーション・ムーブメント」の展開
・「新しい公共」の形成を促進するための税制措置の検討
・スポーツ分野における顕彰制度等の拡充
 
以上は、キャリア官僚が作成したビジョンとミッションです。
 
 
 
できることあるハズです。ボクにも。
 
バスケ部 
 
 
北ブロック大会が終わってからの反省会に参加させていただきました。
ボクはまだまだ未熟者で、未婚・独身なので親の気持ちを理解することはできません。
 
でも、期待していただけることは理解できます。
 
「期待と評価」
 
これが人間を成長させるモノです。
保護者のみなさまから“期待と評価”をたくさんいただきました。
 
努力します。励みます。精進します。
誰かがではなく、協働でモノゴトを行っていけたら どんな未来だってカタチにしていけます。
 
 
「てっぺん!の朝礼」 大嶋啓介著

冒頭の言葉より

“「あなたは学校の先生を尊敬しますか?」

 

そんな質問に対し、「イエス」と答えた生徒の割合は世界平均で70%強。
対する日本の生徒は20%。

 

数年前、こんなデータを目の当たりにして、愕然としたことを覚えています。
子どもたちにとっては先生とは、大人を体現するものに他なりません。

 

つまり、言い換えれば、今の日本の子どもたちは大人そのものを尊敬していない。そんな現実を突きつけられた気持ちになりました。

 

「今の子どもたちには夢がない」
「今の子には元気がない」

 

そんな大人たちの嘆きを昨今よく耳にします。

でも、本当に問題は子どもたちの側だけにああるのでしょうか?

問題の本質は、われわれ大人のほうにあるのではないのでしょうか?

 

「大人が変われば子どもが変わる」
「子どもが変われば未来が変わる」と信じています”

 

大人が変わらなければ、
未来を変えることができません。

 

夢を掲げ、最上町に移住しました。

その夢を具現化させるために志と、行動力を伴って活動しているつもりです。

 

現実、子どもとの関係を築いている場と環境も確立できてきました。

 

でも、最上の地で夢を実現させれなかったら・・・。

子どもたちに夢を語る資格なんかありません。

 

とても怖いです。
 
 
でも、両輪で具現化していく努力を継続させていきます。

「社会起業家」として、人材を行育成する風土を政策として実行できるか。

 

よそ者や外部人材に活躍の場と機会を提供できるか。

 

未来をを左右する自治体の力量が試されます。
 
自分はなにができるのか?
 
実行したいモノゴトはたくさんあります。実行あるのみ。

 

 仕事以外のプライベートの行動も、人生すべてにつながっているんだと実感します。

 

あとは、最上でどれだけアウトプットできるかどうか。

 
おっし。 Happy smile mission♪ IKU→☆