はいっと!協力隊の松田です。
前回置いた筆をとるまでに随分と間が空いてしまいました。
最上町も季節がすっかり移ろい、夕暮れから気温がぐっと下がり、”薄紅葉”が美しい季節となりました。(急に季節を愛でる言葉を使い始めた理由は黛まどかさんの講演の影響があることは言うまでもない。。。)
この間私は何をしていたのか?無論たらふく工房満沢さんとご一緒していたのですが、『大学生の給食当番』という新たなミッションを仰せつかっておりました。
百聞は、、、といいますので、早速その様子をご覧ください(^^)
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▲給食当番はたらふくメンバーと私と協力隊の唯さんを加えた計9名で担当しています。1回2名なのですが、場合によっては目の回る忙しさ。。。
▲ルーを使わない夏野菜カレー、ピーマン肉詰め、揚げびたし、漬物、スイカアイス。
これは初回でして、この後も2回ほど担当しました。
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写真すくなっ!笑
言い訳すると写真を撮っている暇がない(笑)
それはさておき、食後に大学生より書いてもらっている『一言感想ノート』が私たち調理者の楽しみです。
(※写真はイメージです。今度現物のせますのであしからず。。。)
地元の食材をふんだんに使い、郷土料理や十八番の料理を惜しみなく提供しているたらふくさん一同。「”都会のワカモノ”にどう感じられたのか?」みなさん気になっているところです。
その中から秀逸だった感想をピックアップし、この記事を終えたいと思います。
ちなみに、”混ぜごはん”という田舎では祭事などで大変主流な食べ物に対する感想です。(イメージ写真:左下)
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「私はそのたべものが何か分からなかった。一つひとつ分解してみる。鶏肉、ごぼう、人参、しいたけ、ちくわ。。。一口食べて脳内に電撃が走った。私が生きている間にまた口にすることはできるのだろうか。」
筆者不明
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(※ 手元にノートが無いので、再現性のほどは定かではありませんが、よっぽど印象に残ったので大体合っているものと思います。)
今回の実習にはどうやら詩人が紛れているらしいのです。
万葉集の恋文のように、混ぜご飯に対する愛情を間接的に、かつ文学的に見事に表現している。
筆者には失礼ですが、私は嬉しくなり、思わず笑ってしまいました。
このような楽しみ以外にも、畑の様子を伺いながらの献立作成、畑から収穫したものをすぐに調理できる醍醐味などがここにはあります。
大変ですが、楽しくやってます(笑)
また、大学生は里芋の親芋を利活用して商品開発をしております。その様子は近日報告しますので、ぜひご覧ください!
では(^O^) S