活動のご報告【あべゆきの1月】 | 最上町地域おこし協力隊Blog

◆活動のご報告【あべゆきの1月】

 

こんにちは、最上町地域おこし協力隊の阿部有希です。

1月に大きかった出来事と言えば、なんといっても【全国初企画 高校性が先生のために立ち上げる婚活イベント「ピザ婚」】です。新庄東高校1.2年生が合同で行う総合授業で、地域活動の1つです。構成されたメンバーは担当の先生も含め、全員が最上町出身の子たちです。

 

5月から始まったこの企画は、約1年をかけて高校生が婚活イベントについて学び、実際に婚活イベントを立ち上げました。さらにイベント当日はカップルが2組もできるという素晴らしい結果を残しました。参加者からも「とても面白かった」と感想を言っていただき、山形新聞にも大きく取り上げていただき、私の協力隊活動の中でも大きい出来事となりました。

 

生徒は婚活と言っても、?????という状態から始まっていきましたので、【婚活=ご縁】ということで、まずはイベントをする側がコミュニケーション上手になっていないといけない、ということから教えていきました。

5月にはコミュニケーション講座を中心に、ジブンと他人の位置づけを確認しながら、仲を深めていきました。お見合い回転寿司、自己紹介、他己紹介、プロフィールシート作成。実際に婚活を行う方が経験することですが、「婚活」という言葉を使わずに高校生にも経験してもらいました。

 

 

6月からは町内の産物を探し、どんなもので参加者をおもてなしするのか考えました。ピザに乗せたいものや地元にどんなものがあるのか、どんな形のピザにしていくのか・・・様々検討していきました。

 

7月にはイベントの一番の中心人物である先生について、生徒1人1人が仲人となり先生に合う人がどんな人なのかを考えました。「先生はどんな24時間を過ごしているのか・・・」「休日はどんな過ごし方なのか・・・」「先生が一緒にいて落ち着く人ってどういう人なんだろうか・・・」その想像を膨らませて、先生に合う人は「先生・保育士・栄養士に絞ろう!」と決定していきました。また、6月にピザの内容を考えた事もあり、実際会場となるみつざわらいずにきて、たらふく工房さんの食事をとりながら食材の研修も併せて行いました。

 

8月、9月にはイベントのチラシを作成しました。PowerPointのテンプレートデータの中から好きなデザインを選んで、自分達でアレンジしていきました。19名の作品の中から選考した黒板風のチラシをさらに最後には山﨑さんからもお手伝いいただいて素敵なチラシが完成しました。

 

 

10月には、イベントの内容と共に参加者の気持ちやプライバシーということを理解するための講座を開催しました。婚活イベントのスタッフに一番大事なのは「婚活=プライバシーの保護」ですが、それを全く知らない生徒たちには、簡単にSNSに上げることがダメだということ、先生に幸せになってもらいたいと願うこと、イベントスタッフとして気を付けなければいけないことなどを授業しました。その様子は山形新聞にも取り上げていただき、後に生徒からも「最初はなぜプライバシー講座をするのかわからなかったが、婚活とプライバシー保護というつながりがやっとわかった」との感想をもらいました。

 

11月には集客のために、町内全ての小学・中学・高校・幼保園へのアポ取りし、実際に全ての場所に足を運びました。自分たちが用意したアポ取りの原稿にはない、相手からの返答などもありましたがアドリブでなんとか切り抜けました。同様に、実際に足を運んだ時にも、予想していない事態が起こりましたが、なんでもわからなくてもやればできる!ということを体験できました。さらに新聞記事はネットニュースにもなりました。

 

いよいよイベントが近づいてきた12月。12月にはイベント当日のシナリオを作成しながら、練習を重ねていきました。リーダーを中心にグループ分けをして、話す担当だけでなく、調理担当なども決めて、時間でうごいていく、人のことを助けながら行う、ということをまなんでいきました。さらに調理品は町内の企業さまから無償で提供いただくために、電話連絡をするという課題もありました。

 

そして、1月21日本番。

参加者は3:3。町内だけでなく、新庄、寒河江、東根からも来て下さいました。内容は①受付・開会 ②お見合い回転寿司 ③他己紹介 ④ランチタイム ⑤フリートークタイム ⑥マッチング・閉会の流れで行いました。参加者へのおもてなしとして、会と同時並行して調理グループが地産地消ピザを始め、コロッケ、ポタージュ、スイートポテト等を作りました。

 

 

生徒の感想:

・高校生が婚活イベントをするなんて、本当にできるのかと思ったけど、大成功に終わって良かった

・指導をもらった「恥ずかしがらない」という心構えで本番当日を乗り切れました

・主催者として活動することは、参加者の倍以上に大変なんだという苦労を学びました

・電話連絡をするときはとても緊張したけど、企業も前向きに引き受けてくださって嬉しかった

・統括を担当したが、5月の段階では人を動かすということは全くできなかったが、イベントの時には指示すると個々がスムーズに動いてくれたことが嬉しかった

・不安でいっぱいだったが、1つ1つ解消されていって、イベントは大成功で終われた

・自分の中で最も成長できた部分は「気配り」でした

・TVのように大人数をサポートすることは難しいが、少人数でも参加者を全力でサポートすることが大切ということを教えてもらってありがとうございました

 

 

 

最初の授業の段階では、私と生徒の距離もすご~く遠かったのですが、回を重ねるごとにどんどん近くなっていきました。「イベントを成功させる」「先生に幸せになってもらいたい」という共通の目標を持つことで、一緒に目標に向かって進んでいく事ができました。私自身とても貴重な1年間の体験となり、このイベントに関われたことは協力隊活動の中でも一番大きな実績となりました。

阿部有希

阿部有希 について

はじめまして! 仙台で出会って結婚した最上町赤倉出身の主人から「地元で専業農家になりたい」と突然の告白を受け、希望を叶えるべく仙台市より移住してきました。 移住計画中に妊娠、私はこれから何をする…?と考えていたところ、地域おこし協力隊を知りました。 2016年1月1日より地域おこし協力隊となり、婚活指導を中心に活動しています。 ・名前:阿部有希(あべゆき) ・ニックネーム:ゆきちゃんと気軽に呼んでください ・出身地:山形県天童市、仙台は短大2年間と仕事で6年間住んでいました ・経歴:事務、営業、接客など。結婚後はセラピスト診断士として活動 ・これからの活動:この地区特有の奥手な男女を対象に、婚活イベント、婚活セミナー、マッチング(お見合い)を行います。特にアラフォー世代のお客様が多いです。 ・最上町について:身土不二。こんこんと湧き出る温泉に入り、ここで採れた新鮮な野菜を食べ心身ともに健康になれる、古き良き田舎の町です(^^)

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