みなさん、こんにちは!
そして、
遅くなりましたが・・・
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします!
さて、
みなさん、「ミズキ」という木はご存知でしょうか?
全国的に広く分布しているそうで、
春には、小さな白い花をたくさん咲かせます。
この「ミズキ」、材質が柔らかく、様々なもの使われています。
今回は、そのひとつを紹介したいと思います。
伝統行事として全国的に行われている、
『団子さし』です。
『団子さし』とは、家内安全・一家繁栄・五穀豊穣を願い行うもので、
水を多く含み、防火の役目をはたす「ミズキ」の枝に、色とりどりの団子を飾る
行事だそうです。
先日(1月10日)、「はなさけちびっこガーデン」でいつもお世話になっている
大堀保育所でも『団子さし』を行うということだったので、
僕と宮本隊員の2人で体験してきました。
当日は、「はなさけちびっこガーデン」の活動で交流を深めた
清水町のおじいちゃん、おばあちゃんも参加してくれて、
こども達との協働作業になりました。
今回、団子が飾られる「ミズキ」は、僕も度々お世話になっている
NPO山と川の学校から頂いたそうです。
まずは、白玉粉を使って団子を作ります。
大堀保育所では、時々おやつ作りで団子作りをしているようで、
こども達も慣れた手つきで、上手に団子を丸めていました。
宮本隊員も初めての団子作りに挑戦!
おじいちゃんも優しく見守っています(笑)
丸めたらお湯で茹でます・・・
茹であがった団子に粉をまぶしたら完成です!
用意された立派な枝に次々と団子をさしていきました。
高くて手が届かない場所にも、
おじいちゃん、おばあちゃんのサポートしてもらいながら、
丁寧に団子をさしていました。
完成!!
最初は地味だった枝が、
赤・白・緑
の団子できれいに飾られました。
写真でもわかるかと思いますが、団子の他にも
紙で作った達磨や、小判など、様々な縁起物も吊るされています。
こういったものを一緒に飾り付けするのも昔からの習わしだそうです。
地域によっては
「ふなせんべい」(最中の中身が無いやつ)という、
宝船、まゆ玉、打ち出の小槌、鯛、俵、大判・小判
の形にしたものを吊るすそうです。
これが、結構高いんです・・・
このように飾ります。
今回、初めて体験した感想・・・
楽しいし!キレイ!
最近、一般家庭ではなかなか行われていないのではないでしょうか?
こういった伝統行事も絶やさずに受け継がれていってほしいものですね。
以上、今年初の岸でした!!