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芭蕉のワードセンスは圧巻です ~おくのほそ道散策~

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こんにちは(^O^)白田です!

今日の最上町の天気は雨です。しとしと

若葉は雨を浴びて、はっとするような緑の美しさを放っています。

ここで一句!と詠めたら最高なんですが、とんでもない時間がかかりそうなので今回はやめまーす笑

 

 

さて!「ここで一句」のプロであります松尾芭蕉さんも歩いた “おくのほそ道 ”

最上町ボランティアガイド協議会、そして観光協会の方々と白田、歩いてきました!(´▽`)

 

 

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今回私たちは、鳴子の「尿前(しとまえ)の関」から出発!

宮城から山形方面に向かおうとした芭蕉とその弟子の曽良。

尿前の関を経由しての山形入りは、当時はマイナーなルートだったそうです。

ふたりは関守にたっぷりたっぷり怪しまれ、やっとのことでこの関所を通過したんだとか。

 

 

さきゆき不安なスタートを切った芭蕉さんと曽良くんですが、

歩みを進めていくうちに「最初に苦労しておいてよかったわ~」と思ったに違いありません!

苦労も疲れも消えてしまうような風景がこちら。↓

 

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テンションが上がるけど心は落ち着く、何とも神秘的な空間。

 

 

 

途中には小深沢と大深沢、そして軽井沢という3つの沢があります。

 

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こちら大深沢。

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水の流れで削られた岩壁。水もきれい~

 

 

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こちら軽井沢。石を渡ります!

 

 

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葉の色と透け感。「緑」の一言では言い表せない~!

 

 

目にうつる景色と音と空気を、まるっと覚えていたい。そんな気持ちになりました。

私のつたない表現ではお伝えしきれないので、ここで芭蕉さんの言葉も紹介しますね(^^)

 

―高山森々として、一鳥聞かず―

 

うーん。言葉がすっと染み渡るような気がします。さすが芭蕉。

 

 

 

芭蕉一行が山形に滞在したのは、今でいう6~7月だそうです。

まさにこれからの季節!

芭蕉に思いをはせて、おくのほそ道散策をしてみてはいかがですか?